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講義名 通年/修論ゼミ(髙島)24春開講
基準単位数 4
科目区分 演習(発展)
必修・選択 必修
配当年次 2年次
学習期間 学習期間2学期

担当教員
氏名
◎ 髙島 修

オフィスアワー eラーニングサイトおよびメールでの質疑応答を受け付けています。
(メールアドレスは大学院グループウェアのアドレス帳でご確認ください)
授業の概要 本演習の主な内容は、受講生の修士論文またはリサーチペーパーを完成させるための研究指導を行うことである。担当教員は、適宜受講生の報告を受け、研究の進捗状況を確認し、フィートバック・助言を行う。
前期は、研究テーマを決定し、研究に必要な文献サーベイを行い、研究方法を検討し、論文の骨子を完成させる。後期は、研究計画に沿って、論文執筆に取組み、研究成果の集大成として修士論文またはリサーチペーパー(3万字以上4万字程度またはそれ以上)を完成し、提出する。
学習目標 実務上のインプリケーションを持つ修士論文またはリサーチペーパーを完成させること。
授業計画 1. イントロダクション:研究テーマの探し方、研究方法の検討等
2. 研究テーマを決定し、研究計画(研究目的、研究の意義、研究方法)を完成する
3~12. 研究指導:文献調査、データ収集の状況の確認、研究方法の再検討
13~15. 研究指導:先行研究、データを分析し、論文またはリサーチペーパーの章立てを完成する
16. 中間発表を実施し、教員方によるフィードバックを受ける
17~23. 論文執筆指導:論文を執筆し、適宜に発表し、フィードバックを受ける
24~27. 論文執筆指導:論文の初稿を提出し、それをもとに議論し、修正を行う
28~31. 論文執筆指導と発表指導: 論文の第2稿を完成する。最終の口頭発表の練習を行う
32. 最終発表会
受講上の留意点 各ゼミで提示されるスケジュールに沿ってご受講ください。
成績評価基準 論文審査の点数(80%)+平常点(討議への参加度合い、研究への取り組み方など)(20%)
前提として中間報告の資料の提出、および報告会への参加を必須とする。

最終論文の評価項目は以下のとおり
1.研究内容が明確でかつ充実したもので、論理的に記述されていること/分析、考察に独自性(オリジナリティ)があること 50%
2.研究目的が明確であり、研究テーマの設定が適切であること 10%
3.先行研究の検討、文献資料・事実調査等が十分になされていること 10%
4.研究方法が研究目的・内容に即した適切なものであること 10%
5.全体の構成と体裁が整っており、文章表現、注記、引用等が 適切に用いられていること 10%
6.研究成果が実務上のインプリケーションを持つこと 10%

※この科目は、以下の資料を期日厳守で提出することを必須とする。
・論文要旨(Power point)
・論文(Word)
必読書籍 特にありません
参考書籍 ・「国内MBA研究計画書の書き方―大学院別対策と合格実例集」(飯野一・佐々木 信吾著)‎ 中央経済社
・「社会科学系大学院生のための研究の進め方―修士・博士論文を書くまえに」(ダンレメニイ著)同文舘出版
・「なぜあなたは論文が書けないのか?」(佐藤雅昭著)メディカルレビュー社
・「論文の書き方マニュアル--ステップ式リサーチ戦略のすすめ 新版」(花井等・若松篤著)有斐閣
受講生の研究テーマに応じて指定する
その他 ・年間で4単位となるため、【春・秋】もしくは【秋・春】の履修登録の際には、それぞれ2単位(1科目)として扱うこととする。
・担当教員の指導分野及びテーマに取り組みたい方。一定の文章作成能力があること、関連する先行文献の調査、データ収集、研究状況の発表に積極的に取り込むことができることが望ましい。
・履修期間内に上記の学習内容を進めますが、授業の実施計画は変更となる場合がある。
・論文は日本語で執筆する。十分な日本語能力が求められるので、母国語が日本語でない方は確認の上受講すること。
・「研究倫理について」の動画を視聴した上で、論文を執筆することを必須とする。
求める受講者 指導教員の指導分野及びテーマに沿った論文を作成できる方。
3万字以上4万字程度またはそれ以上の論文を作成できる方。
研究テーマの決定から論文の完成までは長い道のりである。十分な時間を確保でき、かつ根気強く取り組める姿勢が求められる。
指導分野及びテーマ 分野:経済全般
テーマ:あるべきマクロ経済政策/ 日本や世界の長期経済見通し/ 為替相場の決定理論・要因/ 行動経済学的な市場分析学等
対面授業
対面授業を適宜実施します。詳細は担当教員にご確認ください。