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講義名 通年／事業計画演習（佐々木）２４秋開講
基準単位数 4
科目区分 演習（発展）
必修・選択 必修
配当年次 2年次
学修期間 学修期間2学期

担当教員
氏名
◎ 佐々木 一人

オフィスアワー eラーニングサイトおよびメールでの質疑応答を受け付けています。
（メールアドレスは大学院グループウェアのアドレス帳でご確認ください）
授業の概要 受講生が実際に起業を行う、もしくは所属する企業において新規事業あるいは既存事業の見直し・再構築の発案を行うことを想定し、実社会にて通用する事業計画書を作成する。またその作業を通じて、アントレプレナーシップにおける様々なスキルを身に着ける。（※営利非営利は問わない。）計画の実施に必要な収支計画・資金調達計画なども設計を行い、中間および最終報告会において、教員および学外専門家からの評価・指導を頂く。
学修目標 当大学院MBAコースの集大成として、他の各授業で習得した知識や方法論も用いながら、事業計画を立案できるようになること。またその事業の実現性について、精査・検証・強化をしていけるようになること。
授業計画 以下に示す項目を基本に、ディスカッションを中心に、事業計画の立案・策定を推進します。
① オリエンテーションと事業アイデアの検討アプローチ（ex：自身の年代記；クロニクル）
② 事業アイデア案の発表と方針決定（背景、志、理念、テーマ名／事業名）
③ 事業ミッション・ビジョン・バリュー〔MVV〕の検討策定
④ 事業概要／ビジネスモデル案の検討（創造的アプローチを含む）
⑤ ターゲット市場と競合の理解（マーケットリサーチ等）
⑥ 優位性とバリュープロポジション（価値提案）の検討（STP等）
⑦ ビジネスモデルの構築とビジネスシナリオの検討（マーケティング戦略等）
⑧ 中間報告準備／対応
⑨ 中間報告のフィードバック検討と課題の洗い出し（計画の精緻化；人、もの、金、情報、時間）
⑩ 組織設計、資金調達・損益計画策定・検討（F／S）
⑪ リスク認識とリスク対応策の検討
⑫～⑬ 事業計画書策定、プレゼンテーション資料作成
⑭～⑮ 最終報告準備／対応
受講上の留意点 各ゼミで提示されるスケジュールに沿ってご受講ください。
※中間報告を行わなかった場合、授業の後半課程に進むことはできません。翌学期に改めて中間報告を行って頂きます。（1学期留年することになります）
※以下のような場合には教員の判断の下、中間・最終の各報告会への参加を許可しない場合があります。
・最低限の形式基準を満たさない
・教員の指導や助言を受けての改善がみられない
・直前での無許可のテーマ変更
等
成績評価基準 平常点（30％）＋中間報告（20％）＋最終報告（50％）

最終報告の評価項目は以下のとおり
1　ビジョン／理念／志　 10%
2　ビジネスモデル・収益性　10%
3　市場性・スケーラビリティ　10%
4　競争優位性　10%
5　裏づけ調査による根拠　10%
6　必須要素の網羅と完成レベル　50%
必読書籍 特にありません。
参考書籍 授業内容とスケジュールに合わせて、教員から適時提示します。
その他 「事業計画演習」は年間で4単位となるため、【春・秋】もしくは【秋・春】　の履修登録の際には、それぞれ2単位（1科目）として扱います。後半学期の履修登録の際には、既に2単位を登録済み（履修中）と考えますので、履修できる単位数は11単位までとなります。
当ゼミの特色 本学マーケティング科目の担当教員としての位置づけのみならず、放送系無線技術者として、電波障害予測・調査・コンサル業務やケーブルテレビの設計・施工管理業務、電波吸収パネル開発関連業務等に従事してきたフィールドエンジニアや研究開発者としての業務経験、また、35年以上にわたる産業エコノミストやストラティジスト、コンサルタントとしての、情報通信・放送・メディア産業や環境エネルギー・社会インフラ関連、医薬・ヘルスケア、研究開発・技術開発等の技術経営（MOT）関連分野での調査研究・コンサルティング経験、私企業のみならず公企業の経営戦略や事業戦略・事業計画等の立案策定業務に数多く携わってきた経験を活かし、現場・現物・現実の『三現主義』を基軸に据えた、戦略的な事業計画演習を志向するゼミです。
求める受講者 テーマ・領域等について、特に限定はしません。また、独立起業（アントレプレナー）、社内新規事業（イントレプレナー）のどちらのタイプでも結構です。
なお、自身の年代記（クロニクル）や自己分析等を踏まえて、興味関心領域について一緒に検討しながらテーマ設定を行いますので、テーマ・領域等が決まっていなくても構いません。
ただし、自身の設定したテーマに関して、真摯に向き合い、課題達成に向けて自主的に取り組む姿勢と意欲を有する方を希望します。
最終発表時提出物 この科目は、以下の資料を期日厳守で提出頂くことが必須となります。
（1）最終発表資料3種
　・プレゼンテーション資料（Power point）
　・事業計画書（Word）※目安1万字以上
　・Before＆After表
（2）最終発表資料提出届

※「(2)最終発表資料提出届」の提出について
「(1)最終発表資料3種」の提出前に、「(2)最終発表資料提出届」に記載の必要事項を入力し、担当教員の最終承認を得る必要があります。「(2)最終発表資料提出届」は、承認後、教員から提出されます。
対面授業
対面授業を適宜実施します。詳細は担当教員にご確認ください。