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講義名 23秋 後期/財政と社会保障の理論と実際
基準単位数 1
科目区分 金融・財務(発展)
必修・選択 選択
配当年次 1・2年次
学習期間 学習期間1/2学期

担当教員
氏名
◎ 福田 淳一

オフィスアワー eラーニングサイトおよびメールでの質疑応答を受け付けています。
(メールアドレスは大学院グループウェアのアドレス帳でご確認ください)
授業の概要 財政の標準的な理論に沿って、その役割について学ぶとともに、実際の場面の財政問題について考察する。次に、国と地方の財政の仕組みなどを学ぶ。最後に、現在、財政の最大の分野になっている社会保障について、その役割、社会保障各分野の意義、制度、問題点などについて学ぶ。
学習目標 財政、社会保障などの問題について、経済に携わる者として理解しておくことが望ましい知識を習得するとともに、財政、社会保障の意義について自ら考える基礎を身に着ける。
授業計画 第1章 財政についての基本的考え方
財政とは何か/財政と国民/財政制度の基本/財政制度の実際/財政赤字について

第2章 戦後日本の財政の歴史
戦後から前回の東京オリンピック/昭和40年代(第1次石油ショックまで)/昭和50年代からバブル経済/バブル崩壊/2000年代(リーマンショックまで)/2010年代/新型コロナウィルス対応

第3章 財政の役割について その1
財政の規模/マスグレイブの三機能/資源配分機能 公共財/公共的選択/格差について/格差の是正

第4章 財政の役割について その2 
景気調整機能/自動調整機能/財政政策への批判、リカードの中立命題/公共投資と減税/財政政策と金融政策

第5章 税制と地方財政制度について
応益課税、応能課税/所得、消費、資産/公平(水平的、垂直的)/所得課税について/消費課税について/資産課税について/地方財政の基本的考え方/税源の分配/地方財政計画 地方交付税交付金

第6章 社会保障制度について その1  
生活保護について/雇用をめぐる諸制度について/年金について

第7章 社会保障制度について その2
医療について/介護について
受講上の留意点 大学の既定のスケジュール通りに遅延なく受講してください。
成績評価基準 各章課題50%+期末課題50%
必読書籍 特にありません。
参考書籍 特にありません。
その他 特にありません。
対面授業
対面授業は実施しません。