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講義名 ２４秋　前期／財務会計（三光寺）
基準単位数 1
科目区分 金融・財務（コア）
必修・選択 必修
配当年次 1年次
学修期間 学修期間1/2学期

担当教員
氏名
◎ 三光寺 由実子

オフィスアワー eラーニングサイトおよびメールでの質疑応答を受け付けています。
（メールアドレスは大学院グループウェアのアドレス帳でご確認ください）
授業の概要 財務会計とは、企業の経済活動の実態を、貨幣金額で描写し、外部に公表した財務諸表が、どのような構造で作られているのか、また、その構造の背景にあるルールがいかなるものかを学ぶ、会計の主たる一領域です。財務会計を学ぶことにより、企業が公表する情報源泉から、その収益性、リスクの程度、成長性などを他社と比較しつつ分析する基盤を築くことが出来ます。
本講義では、実際に、企業の財務諸表をどのように読み解き、意思決定へ結びつけるのかといった発展的分析や、国内およびグルーバル経営の中での会計へとつながるための、基礎を習得します。
学修目標 自社ならびに同業他社の財務諸表から、財政状態や、経営成績を把握し、意思決定を行うための基礎を習得する。期末レポート課題で取り上げる課題のケースを、財務会計の知識をもって分析をすることができる。
授業計画（各章）
第1回
タイトル
第1章　財務会計の概要　
内容
ガイダンス、財務会計の基本概念、財務諸表をめぐる制度、企業のディスクロージャー
第2回
タイトル
第2章　貸借対照表（1）資産の会計
内容
貸借対照表の構成、有形固定資産、無形固定資産、資産の会計のその他の論点
第3回
タイトル
第3章　貸借対照表（2）持分の会計
内容
負債、純資産、持分の会計のその他の論点、株主資本等変動計算書
第4回
タイトル
第4章　損益計算書（1）収益と費用
内容
損益計算書の構成、収益の認識と測定、費用の認識と測定、収益と費用に関するその他の論点
第5回
タイトル
第5章　損益計算書（2）測定と表示／キャッシュ・フロー計算書
内容
損益計算書からみるパフォーマンス評価／包括利益／キャッシュ・フロー計算書の構成
第6回
タイトル
第6章　連結グループの会計／企業結合会計
内容
連結会計の意義、連結財務諸表の構成、企業結合会計の意義、事業分離等の会計
第7回
タイトル
第7章　グローバリゼーションの会計／戦略的企業評価のための財務会計
内容
外貨換算会計、財務会計から財務諸表分析へ、総括
受講上の留意点 大学の既定のスケジュール通りに遅延なく受講してください。
また、必読書籍を準備の上、受講してください。
成績評価基準 出席率15％、各章課題35％、ディスカッション15％、期末課題レポート35％
必読書籍 伊藤邦雄　『新・現代会計入門[最新版]』　日本経済新聞社
参考書籍 桜井久勝　『財務会計講義[最新版]』　中央経済社
桜井久勝・須田一幸　『財務会計・入門　企業活動を描き出す会計情報とその活用法[最新版]』　有斐閣　
KPMG　日本基準オンライン基礎講座
https://kpmg.com/jp/ja/home/insights/2017/03/online-basic-ifrs-jgaap.html
その他 本科目と「財務会計（柴崎）」は大学のカリキュラム上は同一科目であるため、いずれか一方しかご受講いただけません。お申込みの際はご注意ください。
事前学修・発展学修 事前学修：
・簿記の初学者は、第5章の授業が終わるまでに、必読書籍の「テクニカルコラム　複式簿記を学ぶ」を全て熟読して下さい。

発展学修：
・各章で学んだ内容を深めるために、必読書籍の該当する章を熟読して下さい。
・必読書籍において、授業内容に合致する章の「FIELD STUDY」を読んだ上で、可能な限りご自身の職場環境に置き換えるとどのように説明できるのかを検討してみて下さい。
対面授業
対面授業は実施しません。