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講義名 24秋 前期/リーダーシップ特論V(論語にみるリーダー論)
基準単位数 1
科目区分 組織・人的資源(応用)
必修・選択 選択必修(経営人間学系)
配当年次 1・2年次
学習期間 学習期間1/2学期

担当教員
氏名
◎ 竹内 良雄

オフィスアワー eラーニングサイトおよびメールでの質疑応答を受け付けています。
(メールアドレスは大学院グループウェアのアドレス帳でご確認ください)
授業の概要 『論語』は約二千五百年前の孔子とその弟子たちとの言行を記述したものである。そこには東洋の英知と言ってもいい人間を探求した言葉がちりばめられている。授業では道徳論として人間一般を対象とするのではなく、リーダー論として必要な箇所を読み解いていく。たとえば、「君子」は「リーダー」あるいは「優れたリーダー」として読み替えると、リーダーを目指す者にとって大いなる示唆を受けるであろう。
学習目標 リーダーとしてどうあるべきか、『論語』を通して考え、自己のリーダー論を確立する。そうすることによって、リーダーの下で働く人々から信頼されるリーダーを目指す。
授業計画(各章)
第1回
タイトル
第1章
内容
孔子の略歴
『論語』の簡単な説明と孔子の波乱に満ちた生涯を探る。 
第2回
タイトル
第2章
内容
学而篇1から為政篇11まで
※『論語』の特質上、特にテーマを定めない。以下同じ 
第3回
タイトル
第3章
内容
為政篇12から里仁篇10まで
第4回
タイトル
第4章
内容
里仁篇12から公冶長篇20まで
第5回
タイトル
第5章
内容
公冶長篇21から述而篇18まで
第6回
タイトル
第6章
内容
述而篇19から先進篇1まで
第7回
タイトル
第7章
内容
先進篇12から堯曰篇5まで
受講上の留意点 大学の既定のスケジュール通りに遅延なく受講してください。
成績評価基準 各章レポート(70%)最終レポート(30%)
最終レポートは必ず提出すること。未提出の場合は不合格とする。また、各章レポート3回以上未提出の場合は不合格とする。なお、評価には客観的評価を加味します。
必読書籍 特にありません。
参考書籍 吉川幸次郎『論語』上下 朝日新聞社 
久米旺生訳『論語』 徳間書店 
その他 特にありません。
事前学修・発展学修 事前学修:
久米旺生著『論語 自分の行き方の基軸をつくり上げるための百言百話』(PHP文庫 2009年)など、多数の『論語』に関する本があり、それらを読むことによって『論語』を身近に感じることができよう。また、守屋洋著『ビジネスに効く教養としての中国古典』 (プレジデント社 2016年)を読むことによって、中国古典の世界に馴染むことができよう。

発展学修:
守屋洋著『新編 論語の人間学』(電子書籍)を読むといいだろう。
最近のものでは、渡邉義浩著『論語』(講談社選書メチエ 2021年)は専門的になるが、『論語』の歴史などに興味のある人は紐解いて欲しい。
対面授業
対面授業は実施しません。